夏のボーナスが入ると、「このまま貯金しておくべきか、それとも投資に回すべきか」と迷う方は多いのではないでしょうか。せっかくのまとまったお金だからこそ、なんとなくで決めてしまうのはもったいないことです。

まず考えたいのは「配分」の話

貯金か投資か、どちらか一方に決める必要はありません。大切なのは、ボーナスというまとまったお金を「使う」「貯める」「増やす」にどう配分するかです。

順番を間違えると、必要なときに使えるお金がなくなってしまったり、逆にお金を寝かせすぎて増える機会を逃してしまったりします。

貯金に回すべきお金の目安

まず確保しておきたいのが、生活防衛資金です。会社員であれば生活費の3〜6ヶ月分、自営業であればもう少し多めが目安になります。

この部分は、投資に回さず、すぐに引き出せる形で確保しておくべきお金です。ここが不十分なまま投資に回してしまうと、急な出費のときに投資商品を慌てて売ることになりかねません。

投資に回してもいいお金の見極め方

生活防衛資金が確保できていれば、残りの一部を投資に回すことを検討できます。ポイントは、「当面使う予定のないお金かどうか」です。

数年以内に住宅購入や教育費など、使う予定が決まっているお金は、値動きのある投資には向きません。逆に、5年、10年先まで手をつけない前提のお金であれば、NISAなどを活用した投資を検討する余地があります。

一括で投資するか、分けて積み立てるか

まとまったボーナスを投資に回す場合、一括で投資するか、数ヶ月に分けて積み立てるか、という悩みも出てきます。

一括投資は、うまくいけばその分早く資産が増える一方、投資直後に値下がりすると心理的な負担が大きくなります。分けて積み立てる方法は、値動きを平均化できる分、値上がり局面ではリターンを取りこぼすこともあります。どちらが正解ということはなく、自分がどこまでの値動きに耐えられるかで選ぶとよいでしょう。

「なんとなく」で決めないために

ボーナスの使い道は、金額が大きいだけに、一度決めてしまうと後から動かしにくいものです。だからこそ、「なんとなく投資口座に入れておく」「なんとなく貯金しておく」ではなく、自分の状況に合わせた配分を一度整理しておくことをおすすめします。

「今回のボーナス、どう配分すればいいか一緒に整理してほしい」という方は、資産形成スタートアップ個別相談からご相談ください。まだNISAを始めていない方は、新NISAの始め方もあわせてご覧ください。